会社のロゴマーク、名刺、ウェブサイトなど「会社の顔」となってくれるものはいくつもありますが、会社の封筒もその中のひとつです。
毎月請求書を発送したり、定期的に資料を送付したりするお客様にはもちろん、資料請求への対応やセミナーや展示会での資料送付など、名刺よりも先にお客様と接点を持つものが封筒になるかもしれません。
また、必要な封筒をしっかり用意しておくことで、会社内の事務手続きも効率よく進めることができます。
準備すべき封筒の種類
角形2号(かくがたにごう)/略称:角2(かくに)
A4用紙が折らずに入る封筒です。
長形3号(ちょうけいさんごう)/略称:長3(ながさん)
A4用紙を3つ折りにして入れられる封筒です。
請求書の送付などに使われることが多い形です。
長形4号(ちょうけいよんごう)/略称:長4(ながよん)
B5用紙を3つ折りにして入れられる封筒です。
必要に応じて作成するようにしましょう。
封筒をより便利にするために
窓枠付(セロファン窓付)封筒
長3サイズで作っておくと便利でしょう。
請求書などを送付する際、書類に印字されたあて名をそのまま使用することができます。
テープ付き封筒
フタ部分にあらかじめテープがついているため、封入の際に糊付けする手間を省くことができます。
プライバシー保護封筒
機密性の高い書類をやり取りすることが多い場合は作っておくとよいでしょう。
透かしても中身が見えないよう、厚手の紙で作られ、裏面にも透かし見防止の印刷がなされているタイプです。
料金後納
日本郵便株式会社が提供している「一カ月分の料金を翌月に一括払い」できるサービスです。
大量の郵便物を送る場合は、契約しておくと便利でしょう。
利用には以下の条件がありますので、該当する場合は検討してみてはいかがでしょうか。
(参考)料金後納利用の条件 http://www.post.japanpost.jp/fee/how_to_pay/deferred_pay/
- ● 郵便物・荷物を毎月50通(個)以上差し出す
- ● 事前に取扱郵便局の承認を受ける
- ● 1カ月間に差し出す郵便物・荷物の料金等の概算額の2倍以上に相当する額の担保を提供する
- ※担保は以下のいずれかです
- ・現金
- ・日本郵便株式会社が定める有価証券
- ・日本郵便株式会社が定める保証
封筒のデザインはどうする?
デザインを行う前に、あらかじめ印刷会社に納品データの条件を確認しておきましょう。
印刷可能な範囲が決まっていたり、納品のデータ形式が細かく決まっていたりする場合があります。
特に外注する場合は、デザイナーとのやり取りの中での手戻りを防ぐためにも、必ず確認するようにしましょう。
自分で作る
印刷会社が要求するデータ形式で納品できることが条件となります。
イラストレーターのデータでの納品を求められることが多いようです。
デザイン会社に外注する
デザイナーに作成を依頼します。
作成費用が高めになることもありますが、高品質の封筒デザインが出来ることが期待できます。
クラウドソーシングを活用する
ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングを利用して、デザイナーさんに広く依頼をかけることができます。
料金の目安は10,800円(税込)以上です。