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税理士と顧問契約した場合、会社にどのような良いことがあるのか? 税務/2016.05.23

前回の記事では、中小企業の経理担当のスケジュールと、顧問税理士などに経理をアウトソーシングする場合にはどのような部分を依頼していくのかをまとめてみました。

会社がしっかりした税理士と顧問契約した場合には、ただ単純に経理をアウトソーシングできるだけでなく、ほかにもさまざまなメリットがあります。
特に、会社の設立をしたばかりであったり、ベンチャー企業の場合には、これから会社や事業を軌道にのせていかなければなりませんので、税理士と顧問契約するメリットは大きいと言えるでしょう。
今回は、税理士と顧問契約するとどのような良いことがあるのか、メリットについて詳しく説明し、顧問税理士を選ぶときのポイントについても解説していきたいと思います。

1.顧問税理士にできること

①記帳代行

記帳代行とは、領収書、請求書などを整理して、会計システムへ入力し、わかりやすくレポートにして会社に報告することです。
月ごとに試算表を作成して、決算の数か月前から節税対策を提案してくれる税理士さんであれば、安心して記帳代行を任せることができます。
こんなに大変!中小企業の経理担当のスケジュール」でもご説明したように、日々の経理はとても大変です。
特に設立まもない会社・ベンチャー企業・中小企業であれば、スタッフや時間を経理にまでまわすことができないケースが多く、信頼できる税理士に任せることで、安心して本業に集中できるのです。

②申告代理

税務申告の代理ができるのは、税理士のみです。
税理士以外に経理をアウトソーシングする場合でも、申告書だけは税理士に頼まなければなりません。税理士は税金のプロフェッショナルですので、難しい税金の申告書は税理士に任せることが効率的です。
申告書を作成して税務署に提出する業務を税理士に依頼すると、申告書には税理士の名前も記載されます。
税務署はそれをみて、不明点などがあれば、まず税理士に問い合わせを行いますので、税務署への対応も任せることができます。

③コンサルティング、マネジメント、アドバイス

コンサルティングは、コンサルティング会社に・・・と思われている方も多いと思います。
しかし、顧問税理士がいれば、経営の相談にものってくれます。顧問税理士は、会社の経理や業績、業務内容も把握しています。
1社だけでなく複数のクライアントがいますので、さまざまなケースを取り扱っていて知識や経験が蓄積されています。
もちろん、その業界に1番くわしいのは、会社で実際に業務を行っている役員や従業員なのですが、一歩離れた客観的な視点で、適切なアドバイスをするのに顧問税理士はぴったりの位置にいます。
会社に親身になってくれる顧問税理士を見つけることができれば、会社にとってこんな強い味方はいないでしょう。

④税務調査などの対応

税務調査は、ほとんどの会社で数年に1度の割合で行われるものです。

悪いことをしていなければ特に構える必要はありませんが、やはり、税務調査に対応するには、信頼できる税理士が一緒に立ち会ってくれることが心強いですね。

税務署への対応も、税理士によって多種多用ですので、税務調査の実績と経験があり、親身になって対応をしてくれる顧問税理士を見つけることが大切です。

⑤士業・専門家・営業ネットワーク・取引先などの紹介

顧問税理士が会社の業務について理解し、会社に親身になって相談にのってくれる場合には、やはり顧問税理士も会社の業績が良くなってほしいという思いがありますので、いろいろな人脈を利用して必要なネットワークを紹介してくれることが多いのです。
税理士は、社会保険労務士、弁護士、弁理士、司法書士、行政書士の知人がいたり提携したりしながら業務を行っていますので、税理士以外の専門家が必要な場合には、その税理士の信頼している専門家を紹介してくれます。
営業ネットワークや取引先についても、税理士のクライアントの中で紹介できるネットワークや取引先があれば紹介してくれるでしょう。
なぜならクライアント同士が協力しあって業績を伸ばしていくことができれば、税理士にとっても喜ばしいことだからです。
税理士にも得意分野がありますので、これから設立の際やベンチャー企業の場合には、設立やベンチャーに強い税理士を選ぶのも良いと思います。

2.税理士と顧問契約するメリット

顧問税理士は、会社にとって役に立ちそうな存在ではありますが、そのほかにどんなメリットがあるのかも気になります。
税理士と顧問契約して、顧問税理士を上手に利用していけば、こんなメリットもあるというものをご紹介します。

①面倒な会計は専門家に

自分自身でも会計を行ったり申告をすることはできますが、経理に時間をとられていては本業に集中できませんよね。
経理は顧問税理士に任せておいて、ご自身は結果の報告を受けるという方法をとれば、効率的に会社全体の成果を把握できます。

②経理のスケジュール管理

経理のスケジュールは、月次、決算、年末調整、税金、社会保険の手続きなど、期限がある業務がたくさんあります。
正しい書類を期限どおりに提出しない場合には、ペナルティが課される場合もあります。
顧問税理士がいれば、「もうすぐ年末調整ですので、○○日までに、このような書類を用意しておいてください」というように、アナウンスをしてくれます。税金の支払いについても、「○月末に、○○円くらいの税金を支払う必要があります」と事前に予想してくれます。
会社の業務スケジュールや資金計画をたてるときに、顧問税理士がいなければ、これらのスケジュールを全部自分でたてなければならないので、スケジュール管理だけでも大変なのです。

③記帳指導

経理を顧問税理士に任せるといっても、日々の取引記録や会計書類の準備などは会社で行わなければなりません。
顧問税理士がいれば、どのように経理を行っていけばよいのか、おすすめの会計ソフトや使い方も指導してくれます。
特に、現金やマイナンバーの管理は大切ですので、顧問税理士に相談しながら管理していくことをおすすめします。

④業績向上、経営改善

面倒な経理を顧問税理士にまかせて本業に集中できることで、会社の業績はアップしていくと考えられます。
さらに、顧問税理士による会計報告と改善提案によって、より経営を良くしていくことができます。
会社設立の際やベンチャー企業の場合は、特に、どのようなところを改善していくべきかの提案が大切になってきます。
問題点の把握と改善点の提案で、次のすすむべき方向が見えてきます。
信頼できる税理士の客観的な視点によるアドバイスで、自分では気づけなかった問題点が発見できることもあります。
また、近年では会社のコンプライアンスが注目されています。税理士は専門家としての知識や情報を持ち、コンプライアンスの観点から会社をチェックし、適切なアドバイスをしてくれる存在でもあります。

⑤自社に有利な制度の把握や、専門家の紹介

税理士は税金のプロフェッショナルですので、さまざまな角度から、どのような制度や優遇措置があり、どのような制度を利用すれば有利なのかを考えて、提案することができます。
煩雑にある税制などの改正も把握し、会社への影響のアナウンスもしてくれます。
税理士以外の専門家が必要な場合には、信頼できる適切な専門家を紹介できるネットワークも持っています。

3.会社設立の際やベンチャー企業の場合

会社設立の際やベンチャー企業の場合は、事業をはじめるにあたってたくさんの書類が必要であったり、手続きをすれば受けられる優遇措置があったりします。従業員の雇用、各公的機関への届け出など、顧問税理士がいればどのような手続きが必要かも教えてくれますので、このような場合にこそ顧問税理士と契約すれば、なるべく有利に効率的に会社のスタートができるのです。

4.顧問税理士を選ぶときに気をつけるポイント

顧問税理士は、いわば会社と二人三脚で会社にかかわっていく存在です。
顧問税理士は会社の経理や機密情報を扱いますので、信頼できることが第1のポイントとなります。
さらに、経営についてのアドバイスを行い支援などの紹介をするとなれば、どれだけ会社のことを誠実に考えてくれ、親身になってくれるかという資質も必要になってきますので、親身で誠実であることが第2のポイントとなります。
安く経理代行を請け負う代行業者や税理士もいますが、顧問税理士を選ぶには、値段よりも信頼性や誠実性が大切です。

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