引き続き、日本クレアス税理士法人の山本です。
前回は起業時・創業期にホームページを制作するメリット、デメリットを解説してきました。
とにかく多忙で、法定費用などの「払わないといけない費用」も多い起業時、創業期。
そのような中でも効果的にホームページ制作を進めていくには、ホームページ制作も含めて対応しなければならないタスクを洗い出し、適切な専門家(プロ)の力を借りることです。
今回はホームページ制作の一般的な流れと、お役立ちツールを紹介していきます。タスクの整理にも活用してください。
ホームページ制作の流れ
1.ターゲットやコンセプト、ゴールを決める
まず、ホームページを見てもらいたい「ターゲット」を設定します。
万人受けするホームページではなく、”見てもらいたい人が見てくれる”ホームページを目指します。
ターゲットはなるべく具体的に考えましょう。
「アラサーのバリキャリでグルメな女性」
と考えるよりも、
「30歳になったばかりの、大手企業に勤務する、休日は評判のお店で食事をするのが趣味の女性」
とより具体的に表現したほうがよいです。
また、「ペルソナ」や「ペルソナ・マーケティング」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
ペルソナ・マーケティングでは、ターゲットの設定よりもより詳細に、自社の製品やサービスを使ってほしい人、ホームページを見てほしい人を絞り込みます。
下図は私たちが作成したペルソナの例ですが、イメージを想起しやすいようイメージ写真を添付したり、基本プロフィールに加え、情報源や職場の状況、今後の展望や課題など、かなりリアルに作りました。
2.独自ドメインの取得、サーバーの手配
3.必要なページの洗い出し、原稿の作成
4.制作(デザイン、コーディングなど)
5.テスト、検収
6.公開
7.運用へ
便利ツール
CMS(Content Management System)
・50%超のWebサイトが何らかのCMSを使っている
・WordPressが30%強
・EC向けだとEC-CUBEなどが強い
無料で使える素材
・いらすとや
・写真AC